Blog− 歯周病予防で認知症予防をしませんか? −
こんにちは、京都市南区、西大路のヤスダ歯科クリニックです。
ご存知の方も少なくないと思いますが、歯周病はお口の中だけでなく、全身へ影響を及ぼす病気です。
動脈硬化から狭心症や心筋梗塞を引き起こしたり、脳塞栓やメタボリックシンドロームにもつながったりする可能性があります。最近だとテレビなどでも特集されていたりしますね。
2020年に九州大学が発表したデータによると、歯周病の原因菌をマウスに投与すると記憶障害が誘発されることがわかりました。
これによって歯周病によってアルツハイマー病が引き起こされるということが根拠づけされました。
アルツハイマー病によって引き起こされるアルツハイマー型認知症は認知症の中では最も多いケースと言われています。その症状は物忘れや記憶障害、判断力の低下といったもの。
さらに歯周病によって歯を失うと、物を噛むことによって発生し、脳を活性化する神経伝達物質が減少します。つまり、さらにアルツハイマー型認知症の症状を悪化させてしまうのです。
実際に、アルツハイマー型認知症の方は、健康な方よりも歯の本数が少ないというデータがあります。
当院では歯科医院での定期的なメインテナンスをオススメしておりますが、本当に様々な理由があります。
皆様の健康なお口、健康な生活が少しでも長く続くためにとスタッフ一同願っております。